平成17年10月1日、老人福祉の向上に寄与すべく開苑。基本理念に基づき「ひとり一人の利用者を丁寧に個別ケアを行い」「その人らしい普通の生活」を人生の最期まで支援することに意を注ぎつつ運営しております。
心に寄り添う家庭的な生活空間(ユニット型)の支援(ケア)をさせていただいています。1ユニット10名で構成され、入所は、8ユニット80人、ショート単独ユニット1ユニット10人でユニットケアを行っています。ご利用者がその人らしい生活を送るために起床・食事・入浴等は、ご自由ですので日課は、ありません。又、一人ひとりの暮らしのデータをもらい在宅での生活を継続していただいています。お部屋は、全室個室であり、トイレ・洗面所が完備されています。個人の生活(プライベート)・人権・尊厳の確保が守られ、一人ひとりの生活を大切にしています。
自宅で使い慣れた家具、小物等を持参することができ、限りなく在宅の生活に近くなるように工夫をさせていただいています。施設内には、なじみ深い、稚内市内の全地区名が各ホーム(ユニット)・各ルームについています。
お風呂は11ヶ所(特殊浴槽1ヶ所、リフト浴4ヶ所、個浴6ヶ所)ありますので、お好きな所を選択して頂けます。
開苑時よりサービスの中心は、個別ケアを中心に行う計画で準備を進めており多少室に染まった介護経験者は、一名も採用せず、全職員(リーダーも含めて)未経験者を採用し研修に研修を重ねて日本ユニットケア推進センターの指導を頂き、今日の個別ケアに至っています。全職員が個別ケアの理念にもとづきケア方針を統一し共有し「私なら、僕なら、自分なら」みんなの入りたい施設づくりに全職員で努力をしております。ご利用者は、地域に貢献された先輩方であり介護職員は、常に感謝と尊厳の念を持ちつつ介護に専念し明るく楽しい職場つくりに努めております。平成20年厚生労働省よりユニットリーダー実地研修施設の指定を受け、全国よりリーダーの受入を行っています。ご利用者一人ひとりの尊厳を大切に守り静かに穏やかに人生の最期を見送る個別ケアの実現を目指し全職員が努力をしております。